11月のジャガー・ランドローバー世界販売、イヴォークが32%の大幅増

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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは12月12日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は2万9893台。前年同月比は14%増と、2桁増が続く。

2万9893台の内訳は、ジャガーが4031台にとどまり、前年同月比は5%減。10月の24%減からはマイナス幅は縮小したものの、引き続き減少している。『XF』と『XJ』の2013年モデル発売を控えていたのが要因だ。

一方、ランドローバーの11月実績は、前年同月比17%増の2万5862台と、引き続き好調。これは主に、『イヴォーク』が32%増と、人気が持続しているのが大きい。『フリーランダー』も53%の大幅増。『レンジローバースポーツ』は3%増、『ディスカバリー』は2%増だった。

ジャガー・ランドローバーの11月の市場別実績では、地元の英国が15%増、欧州全体では12%増と、信用不安にもかかわらず好調を維持。また、中国は43%の大幅増。アジア太平洋地域も、26%増を記録する。

しかし、これまで好調だった北米は、前年同月比7%減とマイナスに転じた。同社によると、モデルイヤーの端境期にあったことと、競争の激化が要因だという。

ジャガー・ランドローバーの2012年1-11月累計世界新車販売は、前年同期比32%増の32万4184台。同社のPhil Popham営業担当責任者は、「イヴォークとレンジローバースポーツの販売が好調。今後発売する新型『レンジローバー』にも期待できる」と語っている。

《森脇稔》

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