年末年始の国内外旅行人数が6年ぶりに3000万人を突破…JTB予測

航空 企業動向

JTBが発表した年末年始の旅行動向によると、総旅行人数が6年ぶりに3000万人台になる見通しを発表した。

出発日基準で12月23日~2013年1月3日までの12日間、1泊以上の旅行に行く人の旅行動向見通しをまとめたもの。調査は、航空会社予約状況、業界動向、JTBグループの販売状況、1200人へのアンケートから推計した。

それによると、今年の年末年始の一般的な休みは12月29日~1月3日の6日間となり、1月4日を休めば9連休が可能となる。旅行日数、出発日や帰国日、旅行先など旅行の選択肢が広がるため、近場の旅行だけではなく連続休暇を利用した長距離方面の旅行も増える見通し。

総旅行人数は3002万8000人、前年同期比1.3%増となり、6年ぶりに3000万人台となると推計する。

海外旅行は、今年の日並びの良さや、円高基調であることを背景に、ヨーロッパやアメリカ本土など長距離方面の旅行が増える見通し。海外旅行人数は、過去最高を記録した1996-1997年の68万4000人に次ぐ65万7000人、同0.3%増を予測する。

海外旅行全体では、出発日のピークは12月29日、12月30日だが、年末の12月29日から年始の1月3日にかけて出国ラッシュが続く見通し。帰国日のピークは1月3日と1月6日。

方面別では、長期の休みを利用したヨーロッパ、アメリカ方面の人気が高く、ハワイや東南アジアなども人気を集めている。ヨーロッパ方面では、同社の旅行商品「ルックJTB」の売れ筋コースを見ると、イタリアやスペインの1カ国周遊コースが人気のほか、ロンドン、パリのフリー型プランが高い伸び。

アメリカ方面では、ニューヨークやラスベガスの予約が多い。東南アジアでは、洪水被害から回復したタイ、マリーナ地区が人気のシンガポール、羽田線就航により座席供給量が増えたバリ島などの旅行者も伸びている。一方で、領土問題を抱える中国、韓国、香港への旅行者は昨年より減少する見込み。

国内旅行は同1.3%増の2937万1000人を予想する。アンケートによると、昨年よりも3泊以上の宿泊をする人が増えそう。国内旅行の旅行日数は
泊2日、2泊3日に比率が高いものの、全体に占める比率は減少しており、平均旅行日数は前年より0.2日程度の増加となる。

出発日のピークは12月29日発と12月31日発。旅行代金が比較的安くなる1月3日以降に出発する人も多い。帰着のピークは1月2日~3日、1月5日~6日に分散する見通し。

方面別では、長期の休みを利用して沖縄や九州、北海道など長距離方面への旅行者が増加する見込み。開業後初の年末年始を迎える東京スカイツリーや、改装を終えた東京駅周辺を中心に都心のホテルはクリスマスから年末年始にかけて人気を集めている。

また、国内線LCC(格安航空会社)就航後初の年末年始となるため、LCCを利用した帰省や旅行という新たな動きも見られると、している。
《レスポンス編集部》

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