アルペン・クラシックカー・ラリー2012開催…クラシックカーのターマックラリー

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アルペン・クラシックカー・ラリー2012
  • アルペン・クラシックカー・ラリー2012
  • アークヒルズカラヤン広場を出発するランチア・ストラトス
  • アークヒルズカラヤン広場を出発するMG・A
  • アークヒルズカラヤン広場を出発するジネッタ・G15
  • 座学の講師も務めた大会会長の新井敏弘氏
  • SSをチャレンジしているアルピーヌ・A110
  • SSをチャレンジしているフォード・エスコートRS
  • 群馬県渋川市市長の特別セレモニー

11月16日から18日にかけて、アルペン・クラシックカー・ラリー2012が開催された。主催はアルペン・クラシックカー・ラリー大会事務局。

日本でもクラシックカーによる本格的なターマックラリーが開催された。1973年以前に製造されたモデルが対象で、安全装備としてロールバーなどが義務付けられている。

この大会の会長は世界的ラリードライバーとしても知られる新井敏弘氏。彼を中心にコースやレギュレーションを作製、さらにはドライバーやナビへのインストラクションを行い、本格的なラリーをクラシックカーでも楽しめる内容となった。

16日、アークヒルズカラヤン広場(東京都港区)から約30台の参加車がスタート。この日は群馬サイクルスポーツセンター(群馬県利根郡)まで移動。そこで、座学とレッキが行われ、その後タイムトライアルとなった。座学ではペースノートの作り方をはじめ、様々な基礎知識を新井氏から学ぶ。そして、何度かレッキを走行し、タイムトライアルを行った。

翌17日は、群馬県渋川市市長によるオープニングセレモニーの後、林道を完全にクローズした本格的なスペシャルステージ8か所をアタック。それぞれ2km前後のコースはかなりな上り坂が多く、新井氏によると、ラリー初心者でも安全に、かつ楽しめるコース設定にしたとのこと。

最終日はヒルクライムを行った後、スタート地点となったアークヒルズカラヤン広場へ戻り表彰式となった。

総合優勝はアストンマーチン『V8』。2位はフォード『エスコートRS』であった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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