米国のEVベンチャー、テスラモーターズが2012年6月から、米国市場での納車を開始した新型EV、『モデルS』。同車に、派生車種が登場する可能性が出てきた。
これは2012年第3四半期(7-9月)決算発表の場において、テスラモーターズのイーロン・マスクCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「2013年、モデルSに新たなバリエーションを設定する」と宣言したのだ。
モデルSに関しては、米国でまず、リチウムイオンバッテリーの容量が85kWh仕様を発売。追って、バッテリー容量が40kWhと60kWh の両仕様が投入される。イーロン・マスクCEOによると、2013年に設定するモデルSの新バリエーションは、バッテリー容量が違う仕様ではないという。
それでは、モデルSの新バリエーションとは、一体どんな車なのか。イーロン・マスクCEOは、「エキサイティングな車」とだけコメントしている。
4ドアセダン(厳密には5ドアリフトバック)ボディを持つモデルS。マスクCEOが言う「エキサイティングな車」とは、オープンバージョンやワゴンバージョンなど、モデルSの何らかの派生車種になる可能性がありそうだ。