石油資源開発は、新潟県小千谷市に位置する片貝ガス田で、日産量約29万立方メートルの天然ガスと約33キロリットルのコンデンセート(原油)の産出に成功したと発表した。
同社は、今年4月から探掘井「片貝SK-29D号井」、同井のブランチ坑である「片貝SK-29D-1号井」を掘削し、今回産出テストを行った。
同井は、マルチ・ブランチ坑井であり、メイン坑での掘削評価を実施後、天然ガスの効率的な産出を図るため、メイン坑の途中からブランチ坑を新たに掘削した。
今後、今回のテスト結果に基づき、ガス田の拡がりなどについて評価作業を実施し、同井からの将来的な生産開始に向けた準備を進める予定。
同社では、引き続き片貝ガス田周辺で探鉱作業を継続し、長期安定的な天然ガス供給体制を整備する。