【スバル XV 発表】シンメトリカルAWDはクロスオーバーSUVのキモ

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スバル・インプレッサXV
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  • 富士重工業執行役員スバル国内営業本部長の飯田正巳氏(右)と、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの竹内明英氏(左)

富士重工業(スバル)は9月25日、クロスオーバーSUVの『インプレッサXV』を発表、同日より発売を開始した。

スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの竹内明英氏はまず、自社のクロスオーバーSUVへの取り組みついて、「ブランドステートメントの“Confidence in Motion”でうたっているように、スバルはコア技術であるシンメトリカルAWDを中心に、安心と楽しさを全てのクルマで提供しています」といい、「水平対向エンジンの採用による、低重心なパッケージングと、左右対称のシャシーレイアウトがもたらす重量配分の良さが、走る楽しさ、安心安全の実現に欠かせない独自の構造であり、スバル固有の技術でもあるのです」と話す。

そして、「SUVは、荒れた路面や急な登坂路への侵入を可能とするために、地上高を高める必要があり、車両の重心は高くなりがちです。しかし、シンメトリカルAWDを持つスバルは、独特なレイアウトを活かしながら低重心設計を徹底的に追求した結果、オンロードでの運動性能と、十分な地上高によってもたらされる走破性とを、高い次元での両立をめざし実現させました」

昨年4月にワールドプレミアを行い、日本では11月に発表した新型『インプレッサ』は、発売以来各市場で大変好評だという。また、「インプレッサXVはすでにヨーロッパ、オーストラリア、中国、ロシアなどの地域で販売。北米も先月よりデリバリーを開始しました。グローバルにおけるインプレッサシリーズは(インプレッサXVも含め)、今年度だけで約6万4千台を販売しており、前年同期比185%となりました。そのうちインプレッサXVは約26%を占めています」と述べる。

この要因として、「ダウンサイジングの傾向や、エコへの関心が高まっているなか、ベストバランスのクルマとして、インプレッサ全体が認められている証しであると捉えています」とし、「日本市場においても、ダウンサイズ、エコという観点で、クルマ選びの傾向は変わらないものと思っています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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