日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ。同ブランドが米国で発売した最新クロスオーバー車、『JX』に不具合があるとして、米国でリコール(回収・無償修理)が行われる。
これは8月22日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が発表したもの。インフィニティの新型クロスオーバー、『JX』の「JX35」グレードに関して、燃料計の不具合によるリコールが公表されたのだ。
NHTSAによると、インフィニティJXの燃料タンク内の燃料残量をモニターする装置に不具合があり、メーター内の燃料計が正しい残量を表示しない可能性があるという。
リコールの対象台数は、2012年2月中旬から6月下旬までに生産された7842台。NHTSAは「燃料がまだあると思ったドライバーが、走行中に突然、ガス欠。事故につながる可能性がある」と説明している。