ホンダがかつて販売していたFRオープンスポーツカー、『S2000』。同車の後継スポーツカーが、開発される可能性が出てきた。
これは7月30日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアが今後のホンダの商品計画をスクープした中で、S2000後継車の開発計画に触れたのだ。
S2000は1999年、ホンダが発売した2シーターのFRオープンスポーツカー。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、当時の自然吸気エンジンとしては、驚異的な最大出力250psを引き出した。後期型はトルク重視の2.2リットルとなり、最大出力は242ps。2009年、生産を終了している。
このS2000の後継車が登場するとしたら、どのようなスポーツカーになるのか。同メディアが公表している情報は少ない。しかし、ホンダの米国法人の商品企画部門が、トヨタ『86』(現地名:サイオン『FR-S』)やスバルBRZの成功に触発されて、86やBRZの競合車として開発を検討しているという。
ただしS2000後継車は、米国市場向けのスポーツカーになるようだ。同メディアは、「新型スポーツカーは日本市場に重点を置いたモデルではない」とレポートしている。