世界のプレミアムカー販売で、トップシェアを誇るドイツのBMW。同社がメキシコにおいて、現地生産に乗り出す可能性が出てきた。
これは8月6日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアがBMW関係者から得た話として、「BMWがメキシコに工場建設を検討中」と伝えたのだ。
2012年4月、BMWと競合するアウディは、2016年からメキシコでの現地生産を行うと発表。SUVの『Q5』を組み立て、北米市場へ出荷することが決定済みだ。
すでにBMWは北米において、米国サウスカロライナ州のスパータンバーグ工場でSUVの『X5』などを生産中。メキシコに工場を建設することが決定すれば、BMWにとっては北米における2番目の生産拠点となる。
同メディアは、メキシコでの生産車種に関して、「『3シリーズセダン』が有力」とレポートしている。