ポルシェ 918 スパイダー、ニュルの目標タイムを公表…7分22秒以下

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ポルシェ 918スパイダー
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ポルシェが、2013年末の発売を予定している新型プラグインハイブリッド(PHV)スーパーカー、『918スパイダー』。同車の高性能ぶりを示す、ある目標数値が公表された。

これは7月31日、ポルシェが発表したもの。918スパイダーも他のポルシェ車同様、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(1周20.8km)において、開発テストを実施する。その目標ラップタイムが、「7分22秒を切ること」とアナウンスされたのだ。

この7分22秒以下という目標タイムを他社のスーパーカーと比較すると、ダッジ『バイパー』のスパルタン仕様、「SRT10 ACR」が7分12秒13、レクサス『LFA』の「ニュルブルクリンクパッケージ」が7分14秒64台、GMのシボレー『コルベット』の最強グレード、「ZR1」が7分19秒63、日産『GT-R』(2011年モデル)が7分24秒22などとなる。

918スパイダーは、エンジンに2個のモーターを組み合わせて、トータル出力770ps以上を獲得。それでいて、モーター単独でEV走行できる効果もあり、欧州複合モード燃費33.3km/リットル、CO2排出量70g/kmという優れた環境性能を実現する。

軽量なフルCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製モノコックなど、数々の画期的技術も導入。価格は2011年5月の予約受付開始時で、68万4800ユーロ(約8220万円)だった。

《森脇稔》

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