カシオ計算機は27日、文書/名刺リーダー付などビジネス向け10.1型液晶Androidタブレットを4機種発表した。販売開始は9月。価格はオープン。店頭小売はせず、法人向け販売のみ。

 計4モデルをラインアップし、ブックカバー型ケース付で本体前面のインカメラが文書/名刺リーダーに対応するモデルは「Paper Writer」をうたう。NTTドコモのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」とテザリングに対応するのが「Paper Writer V-N500-WJ」。Xiとテザリングに非対応が「Paper Writer V-N500-J」。

 ケース付ではないタブレット本体のみで、インカメラが静止画/動画撮影対応し、Xiとテザリングに対応するのが「V-T500-WJ」、Xiとテザリングに非対応が「V-T500-J」。

 今回発表のタブレットはAndroid 4.0/タッチパネル搭載の10.1型液晶(1,280×800ピクセル/LEDバックライト)モデル。指先のマルチタッチ操作に対応し、別売のデジタイザペンによるペン入力も可能。本体前面にインカメラ、背面にアウトカメラを内蔵し、いずれも有効画素数は500万画素。アウトカメラは静止画/動画撮影に対応する。

 ケース付ではないタブレット本体のみの2モデルは、インカメラが静止画/動画撮影に対応。ブックカバー型ケース付「Paper Writer」の2機種はインカメラが文書/名刺リーダーに対応する。ブックカバー型の見開き片側にタブレットを装着し、対となる片側に手書きした議事録・報告書・商談メモなどを置くことで、インカメラで自動的にメモを撮影・デジタル化して保存する。

 タブレットとメモを入れたままブックカバー型ケースを閉じると自動で撮影する「ページ閉じショット」機能を搭載。ケースを横向きでスタンドのようにしてタブレットを立てかけ、手前に手書きの書類やノートなどを置き、ページをめくるたびに自動撮影する「ページめくりショット」機能も備えた。

 手前に名刺を置き、同じように名刺を撮影・デジタルデータ化して整理できる名刺リーダーにも対応する。

 ワイヤレス通信機能は802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0+EDR/LEを搭載。さらにNTTドコモのLTEサービス・テザリング対応モデルを用意し、Xiエリア内ではXi高速データ通信、Xiエリア外ではFOMAハイスピード通信が可能となっている。

 全4モデル共通で、落下強度1mの耐衝撃性能を搭載。IP54相当のJIS防沫形に準拠し、氷点下20度での動作にも対応する。FeliCaやMIFAREなどの非接触ICカードとISO 15693に準拠したRFIDタグ(13.56MHz)の認識が可能。NFCリーダライタを搭載する。

 長時間のバッテリ駆動を可能とし、Xiとテザリング対応の2機種「Paper Writer V-N500-WJ」「V-T500-WJ」は約12時間、同非対応の2機種「Paper Writer V-N500-J」「V-T500-J」は約10時間とした。また、別売のクレードルと置くだけ充電器を用意する。

 おもな仕様として、CPUはデュアルコアのOMAP4460(1.5GHz)、メモリは1GB、ストレージは16GB、GPS/加速度センサー/地磁気センサー/照度センサー/ステレオスピーカー/モノラルマイク/ブザーなどを内蔵。インターフェースはUSB2.0 TypeA/USB Mini-B/mini HDMI/カードスロット(SD/microSD)など。

 本体サイズ/重さは、「Paper Writer V-N500-WJ」「Paper Writer V-N500-J」は幅270×高さ30×奥行き220mm/約1.3kg、「V-T500-WJ」「V-T500-J」は幅269×高さ14.4×奥行き190mm/約780g。
(原題:カシオ、手書きとデジタルをつなぐ新発想のビジネスタブレット……Xi(クッロシィ)対応も)
《加藤@RBB TODAY》