昭文社の100%子会社であるキャンバスマップルが26日に提供を開始したiPhone向けカーナビゲーションアプリが「マップルナビS」だ。マップルナビはこれまで、PNDや据え置き型ナビなどに向けて提供されてきたナビゲーションアプリだが、今回スマートフォン向けとして初めて登場した。
マップルナビSは同社の親会社である昭文社が発行している「スーパーマップル」の地図を活用するとともに、全国47都道府県主要部の「ぬけみち」データも収録している。
日本全国の地図を丸ごとダウンロードするスタンドアローン式のため通信環境のない場所でも使用が可能。また同社の電子書籍アプリ「ことりっぷ」や「まっぷるマガジン」との連携で、観光スポットの検索や、旅行先周辺の情報なども手軽に入手できるのも特徴だ。ことりっぷが未購入の場合は購入画面に遷移する。
マップルナビSでは、ナビ側から現在地周辺のガイド情報を呼び出して、ことりっぷのページを表示させることができる。
キャンバスマップルでは、ことりっぷのバリエーションをさらに強化していくことを明らかにしており、旅行シーズンを迎える今夏までに50以上のことりっぷをラインナップさせる予定だ。
マップルナビSのアプリ価格は1400円だが、7月13日までは半額の700円で購入できるキャンペーンを実施している。