トヨタ自動車の伊原保守取締役専務役員は2日都内で会見し、超小型電動モビリティの取り組みについて「世界中の人々のニーズに応じた自由で快適な移動の実現を目指し、様々な商品をオールトヨタでラインアップしていく」考えを示した。
伊原専務は「人々と商品、サービスがつながる新たなモビリティ社会づくりの一端を担っていきたいと考えている。この考え方を実現していくためには新しい電動モビリティとスマートコミュニティーの両面の取り組みと、さらにその連携がカギと考え、オールトヨタの各社と力を合わせて取り組んでいく」と強調。
その上で「現在、ヤマハ発動機が電動バイク、トヨタ車体が(1人乗り電気自動車の)『コムス』を、ダイハツが2人乗り(電気自動車)をやっている。またトヨタも『i-REAL』という形で未来のパーソナルモビリティをやっている。我々が目指している未来のモビリティ社会には色んな車、ニーズに合わせた形でのラインナップが必要で、各社にはそういった色んなラインナップの開発をやって頂いている」と述べた。