【トヨタ車体 コムス 発売】大橋専務「シンプルな構造だからこそ難しかった」

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トヨタ車体は2日、1人乗りの超小型電気自動車『コムス』を全面改良し、発売した。価格は66万8000~79万8000円。年間3000台の販売を見込んでいる。

トヨタ車体で開発部門を担当する大橋宏専務取締役は、新型コムスについて「シンプルな構造だからこそ難しかった」と振り返る。

大橋専務は「(2000年に発売した)初代コムスは10年間乗られている方がけっこういて、だからそれ以上のものを目指さないといけないという思いがあった」とした上で、「開発提案から2年半かかったが、その間に試作を3回くらいやった」と明かす。

その結果、1充電当たりの航続距離は初代で35~45kmだったものが約50kmに、また最高時速も50kmから60kmにそれぞれ改善したほか、これまで満充電までに8~10時間かかっていたものも約6時間に短縮した。

さらに「初代コムスに対して2割くらい販価も下げた。部品によっては4割くらいの原価低減したものもあり、けっこう頑張ってやった」と述べた。

《小松哲也》

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