22日、米国での納車が開始されたテスラモーターズの新型EV、『モデルS』。同車に、1時間でバッテリーを充電できる急速チャージャーが計画されていることが分かった。
これは、同社のイーロン・マスクCEOが年次株主総会で明らかにしたもの。「スーパーチャージャー」と名付けられた急速充電システムの内容が公表されたのだ。
モデルSはまず、バッテリー(二次電池)の蓄電容量が85kWh仕様を発売。現在の240Vシステムでは、充電に約8時間かかる。
一方、「スーパーチャージャー」では、440Vシステムを採用。これにより、わずか1時間でのバッテリー充電を可能にする。
テスラモーターズは1年以内に、この「スーパーチャージャー」を新たな充電インフラネットワークとして、米国カリフォルニア州に導入する計画だ。