スズキは、軽乗用車『MRワゴン』と『アルトラパン』の2WD・NAエンジン搭載車の燃費を改善し、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)の軽減率を向上させて、17日より発売を開始した。
今回の改良ではエンジン制御を見直し、燃料カット時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクションを低減したことで燃費を改善。MRワゴンは0.2km、アルトラパンは0.4km向上し、いずれも23.2km/リットル(JC08モード)となった。
これにより「2015年度燃費基準+10%」を達成し、自動車取得税と自動車重量税の減免措置が受けられる「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」の軽減率が、50%から75%に向上した。
また、燃費の向上に合わせて、MRワゴンとアルトラパン全機種の後席にISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを採用した。
価格はMRワゴンが113万1900円から151万0950円、アルトラパンが110万5650円から156万4500円。