ブリヂストンは7日、サーキット走行のドライ性能を高めた新商品『POTENZA RE-11A』を発表した。サーキット走行でのラップタイムの短縮やグリップ力と接地感の向上を求めるユーザーニーズに応えた新商品だ。
「一般道からサーキット」というコンセプトを持つ『POTENZA RE-11』と比べ、新商品は「サーキットから一般道」というコンセプトから生まれている。RE-11Aの特長はRE-11対比で、ドライでのラップタイム短縮とウェット性能の向上を両立した点にある。RE-11の持つ一般道走行性能を維持している。
RE-11Aは新コンパウンドを採用し、トレッドの構造を変え、接地面でのバランスをとっている。
富士スピードウェイショートサーキットで行われた試乗会では、三菱『ランサーエボリューションX』、ホンダ『CR-Z』とスバル『BRZ』とトヨタ『86』が用意された。
新商品のサーキット走行では、コーナー進入から立ち上がりまで全域でグリップアップしている。クリッピングポイントから立ち上がりまで粘り強いグリップを発揮してアクセルオンがより早くなり、ラップタイムの短縮につながるという。