スバル(富士重工)が、現在開発を進めている次期『インプレッサ WRX』。この新型『インプレッサ』の高性能モデルに関して、興味深い情報をキャッチした。
これは4月30日、オーストラリアの自動車メディア、『Drive』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたスバルオーストラリアのデビッド・ローリー広報担当は、「次期インプレッサWRXは、技術面で劇的な変化を遂げる。それは革新的な内容だ」と語ったというのだ。
歴代インプレッサWRXは、スバル自慢の水平対向エンジンをターボチャージャーで過給し、強大なパワーを得るという手法を貫いてきた。デビッド・ローリー氏の示唆する次期型の「劇的な変化」とは、何を意味するのか。
同メディアによると、次期WRXには電動ターボを採用。この電動ターボは2007年に富士重工業が特許を取得した技術で、モーターがターボチャージャーを駆動することで、ターボラグを解消し、効率的にパワーを引き出すことを可能にするという。
次期インプレッサWRXは、2014年にも登場する見込み。果たして、電動ターボ採用はあり得るのか。