23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)。ホンダの高級車ブランド、アキュラのブースでは、『NSXコンセプト』が中国プレミアを飾った。
NSXコンセプトは2012年1月、デトロイトモーターショー12で初公開。その後、東京でホンダバージョンが披露され、3月のジュネーブモーターショー12では、欧州プレミアも果たした。
今回の北京モーターショー12が、中国でのNSXコンセプトのデビューの場。そこでホンダは、従来にはない化粧直しをNSXコンセプトに施した。
それは、ボディカラー。今までのシルバー系から一転、華やかで情熱的なレッドをまとっての登場だ。赤といえば、古くからのスポーツカーの定番色である。
NSXコンセプトは3年以内に、米国でまず発売され、その後、中国でも発売されることが決定。ホンダの伊東孝紳社長は、「新しい技術にチャレンジし続けることにより、“こんなものが欲しかった!”と顧客に思ってもらえる商品を創り出すのが、ホンダを新たな挑戦へと動かし続ける原動力」とコメントしている。