ホンダは、原付二種スクーター『PCX』を一部改良して5月11日に発売する。
今回の一部改良では、エンジンを耐久性と静粛性、燃費性能を高めた新開発のスクーター用グローバルエンジン「eSP」に変更。新型125ccエンジンは、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用したほか、オフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、ロッカーアームシャフトにシェル型ニードルベアリングの採用、知能化された発電制御などで、低フリクション化を実施。53.2km/リットル(60km/h定地走行テスト値)の高い燃費性能を実現する。
また、従来モデルに引き続きアイドリングストップ・システムを搭載するほか、シートのバックレストの形状変更やエンジンマウント位置の変更により、乗り心地を向上。さらに燃料タンクリッドの開口方向の変更や、新たにオプション設定した35リットルの大容量トップボックス、ロングタイプのウインドシールドなどにより、使い勝手を向上させている。
車体色は新色のキャンディーライトニングブルーと継続色のパールヒマラヤズホワイト、アステロイドブラックメタリックの3色。
価格は29万9250円。