イタリアの二輪メーカー、ドゥカティの買収を計画しているとして、名前が浮上しているドイツの高級車メーカー、アウディ。近く予想される正式発表を控え、買収計画の中身が見えてきた。
これは17日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアがドゥカティとアウディの関係者から得た話として、「アウディはドゥカティを8億6000万ユーロ(約900億円)で買収する方向」と伝えたのだ。
ところで、アウディのライバルのBMWは2007年、イタリアの二輪メーカーのハスクバーナを買収。二輪車部門としてBMW Motorradを有するBMWが、オフロード二輪専業のハスクバーナを買収したのは、総合二輪メーカーとしての基盤を強化するのが狙いだった。
果たして、再びドイツの四輪メーカーが、イタリアの二輪メーカーを傘下に収めることになるのだろうか。