三菱自動車は12日、同社の電動車両開発拠点となる「EV技術センター」を新設し、2012年5月より運用を始めることを発表。電動車両コンポーネント開発機能の一部を集約する。
従来、電動車両の開発は、同社の主要R&D拠点である「技術センター」内に分散する開発・試験設備等を用いて行われてきたが、今回、「EV技術センター」を新設、電池開発、モーター試作や評価、ユーザビリティ評価などの機能を持つ。
同社は、新型EV車種の追加やEV技術を応用したプラグインハイブリッド技術の新開発など、電動車両の展開を拡大させており、開発効率の向上並びに開発スピードの加速を図る。