世界的に、自動車用のオートマチックトランスミッション(AT)に多段化の傾向が強まっている。そんな中、今度はホンダが、9速ATを採用する可能性が出てきた。
22日、米国の自動車メディア、『Automobile Magazine』が伝えたところによると、ホンダは2014年までに9速ATを市販車に採用するべく、検討を重ねているという。
同メディアによると、この9速AT、ドイツ自動車部品大手、ZFが開発したもの。「9HP」と呼ばれる9速ATは、小型軽量で大トルクに対応し、ハイブリッドやアイドリングストップとの組み合わせが可能。燃費性能の向上に貢献する。
同メディアは、「9速ATを最初に採用するホンダ車は、次期アキュラ『TL』だろう」とレポートしている。