日産ゴーン社長「いわき工場の復旧には家族の支えがあった」

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日産いわき工場 ゴーン社長視察
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、東日本大震災で被災したいわき工場(福島県いわき市)視察し、工場の従業員に対して「みなさんのおかげで復旧を果たすことができた。特に家族の人たちには感謝したい」と述べた。

というのも、従業員が会社を支える間、その従業員を支えてくれたからだ。おそらく家族の人たちの多くは従業員に家にいてもらいたかったはずである。そんななかでも「家族に人は、会社のために従業員が復旧に全力を尽くせるようにサポートしてくれた。家族のそうした行動は非常に価値のあるものだった」とゴーン社長。

高級車の『フーガ』などのエンジンをつくるいわき工場は、震災2か月後の5月中旬には震災前の生産水準に戻ったが、その裏に従業員の家族の支えがあったことを強調した。そして、ゴーン社長は従業員の「いわき工場をきちんと存続してほしい」という声に、「いわき工場は今後も家族の一員として残る」と力強く話していた。

《山田清志》

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