伝統のルマン24時間耐久レースを含むシリーズ戦、FIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦が富士スピードウェイ(FSW)で開催される。FSWは7日、富士6時間耐久レースの概要を公表、10月12~14日(決勝:14日)の日程で開催すると発表した。WECは、2011年までインターコンチネンタル ル・マン カップとして開催されていた選手権が進化したもので、2012年は世界8か国で開催される。既に全8戦の開催カレンダーは公表されているが、富士スピードウェイの開催日程は、10月12日に練習走行、13日に公式予選、14日決勝(11時スタート予定)といったスケジュールになった。前売観戦券の発売は6月上旬を予定しているが、詳細については後日発表される。WECに関しては、富士スピードウェイは1982年に「世界耐久選手権6時間レース」として日本で初開催、その後大会名称を「WEC in JAPAN」に変え1988年まで開催していた歴史があり、今年24年振りの開催となる。富士スピードウェイの加藤裕明代表取締役社長は「最新技術が搭載されたプロトタイプスポーツカーによるメーカーの威信をかけた戦いや、世界のスーパーカーの熱いバトルが繰り広げられる、このWEC“富士6時間耐久レース”にどうぞご期待ください。かつて富士スピードウェイに足を運んでいただいたWECオールドファンの方はもちろんのこと、全てのモータースポーツファンの皆様に心から楽しんでいただける大会にすべく、鋭意準備を進めてまいりたいと思います」と開催への意気込みをコメントしている。WEC2012年開催スケジュール●開催地:大会名称(決勝日)●第1戦アメリカ:セブリング12時間耐久 (3月17日)●第2戦ベルギー:スパ・フランコルシャン6時間耐久(5月5日)●第3戦フランス:ルマン24時間耐久(6月16〜17日)●第4戦イギリス:シルバーストーン6時間耐久(8月25日)●第5戦ブラジル :サンパウロ6時間耐久(9月15日)●第6戦バーレーン:バーレーン6時間耐久(9月29日)●第7戦日本:富士6時間耐久(10月14日)●第8戦中国:上海6時間耐久(10月27日)
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