フォード初の市販EV、フォーカス の換算燃費は リーフ より上

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フォード・フォーカス・エレクトリック
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フォードモーターが間もなく、米国市場で発売する同社初の市販EV、フォード『フォーカス・エレクトリック』。同車の換算燃費が公表された。

同車は、5ドアハッチバックの『フォーカス』をベースに開発されたEV。モーターは最大出力123ps、最大トルク25kgmを発生する。二次電池は、蓄電容量23kWhのリチウムイオンバッテリー。最高速は136km/h、1回の充電での最大航続距離は約160kmだ。

フォードモーターは2日、フォーカス・エレクトリックの換算燃費を公表。これは、米国EPA(環境保護局)が定める計測法に沿ったEV独自の燃費表示、「MPGe」と呼ばれるもの。日産リーフも、このMPGeの数値を消費者に開示している。

同社の発表によると、フォーカス・エレクトリックの換算燃費は、市街地が110MPGe(約46.77km/リットル)、高速が99MPGe(約42.1km/リットル)、複合モードが105MPGe(約44.64km/リットル)。

この値を、日産リーフの市街地106MPGe(約45.1km/リットル)、高速92MPGe(約39.1km/リットル)、複合モード99MPGe(約42.1km/リットル)と比較すると、複合モードでは6%、フォーカス・エレクトリックが優れている。

フォードモーターは、「フォーカス・エレクトリックは米国で最も燃費性能の高い5人乗り車」と説明している。

《森脇稔》

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