日産の女性管理職、割合が7年間で4倍 ダイバーシティ・アワード

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日産自動車は、特定非営利活動法人のジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワークが主催する「2012J-Winダイバーシティ・アワード」で準大賞を受賞した。

日産は2008年の第1回目に特別賞を受賞しており、今回が2度目の受賞となる。

J-Winダイバーシティ・アワードは、企業が多様性を理解して受け入れる体制を整えた組織となる「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進する第一歩として、女性の採用・能力開発・登用を革新的なアプローチにより積極的に取り組み、ビジネス上の成果を挙げている企業を表彰している。

日産は、グローバル企業として多様化する顧客のニーズに応えていくためには、ダイバーシティは必要不可欠で、女性がより活躍する企業となることは、男性も含め多様な人材の活用が進み、企業の価値創造に繋がるとの考えから、グローバルでダイバーシティ推進に取り組んでいる。

これまで日本では、女性の意思決定層への参画を促進するため、継続的に女性社員へのキャリアサポートに取り組み、日本の管理職に占める女性の割合は2011年までの7年間で1.6%から6.1%へと約4倍に増加。さらにシニアマネージメントレベルレベルでも、目標値を設定して取り組みを進めている。

日産グループのダイバーシティの活動は、日本のグローバル本社が主導してグローバルに活動を展開しており、同社では今回の受賞はこれらの取り組みが評価されたと考えていると、している。

《レスポンス編集部》

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