トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は3日、1月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万7395台。前年同月比は89%増と、2011年12月の151%増、11月の266%増に続いて、大幅増を維持している。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』。同車は1月、トヨタのインド販売の5割に当たる8874台を販売した。その内訳は、セダンが4844台、2011年6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が4030台だ。
また、ミニバンの『イノーバ』は、改良モデル投入の効果で6794台をセールス。SUVの『フォーチュナー』は941台、『カローラアルティス』は785台と、堅調な販売実績を残した。
TKMのサンディープ・シン常務は、「大幅増という新年最高のスタートを切れた。エティオスシリーズに対する顧客の人気は上々」とコメントしている。