トヨタの小型FRスポーツカー『86』(ハチロク)の受注がいよいよ始まる。「誰もが運転して楽しいクルマをつくりたい」というコンセプトのもとで開発された86であるが、実際にはどのようなユーザーに関心を持たれているのだろうか。
「やはり、興味を持たれるのは40代の男性が中心」と都内ディーラーの担当者は言う。具体的には、以前に『スープラ』や『アルテッツァ』に乗っていたユーザーが購入を検討しているという。
また、「元々スポーツカーに興味があるユーザー以外にとっては、決して安くはない価格です。加えて、2+2のシートなど、環境性能を重視する昨今のクルマ事情にそぐわない」と同担当者は述べ、万人受けするクルマではないことを指摘した。
このような要因から「40代以上でのスポーツカーに興味がある男性」が実際の購入層になるという。