チームaprは、東京オートサロン12会場において『プリウス GT300』を公開、トヨタ『プリウス』で2012年SUPER GTのGT300クラスに参戦することを明らかにした。
既にドライバーは新田守男選手、嵯峨宏紀選手の2名に決定。
マシンは、プリウスの面影はシルエットのみといった感じではあるが、しっかりとハイブリッドシステムを採用。排気量3456ccのV型6気筒エンジンをミッドシップに搭載し、ハイブリッドシステムは1モーターシステムとなるが、プリウス純正のバッテリーとモーター、コントロールユニットを搭載する。
ドライバーの嵯峨選手は、ブログで「実際『カローラ』で何度かテストしていますがまだまだレースに実用できるレベルにないのが正直なところで…」、と現状を報告。
また、「参戦の大前提として“トヨタのスポーツハイブリット車両開発のためのテスト”というテーマがあるので、あえて量産システムでの可能性に挑みます」とプリウスでの参戦理由を述べている。