インド新車市場でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは2日、2011年12月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は9万2161台。前年同月比は7.1%減と、7か月連続で前年実績を下回った。
9万2161台の販売台数の内訳は、インド国内が7万7475台。前年同月比は13.4%減と、7か月連続のマイナスだ。一方、輸出は1万4686台。前年同月比は50.5%増と、4か月ぶりに前年実績を上回る。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル6万9329台を販売。前年同月比は8.4%減と、引き続き落ち込む。
Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が7908台を販売。前年同月比は41.6%減と、6か月連続のマイナスとなった。
マルチスズキは、2011年12月販売が落ち込んだ理由として、「年末の6日間、メンテナンスのため工場の操業を停止したため」と説明している。