2012年1月、米国で開幕するデトロイトモーターショー12。同ショーの主催団体は20日、開催概要を明らかにした。ワールドプレミアと北米初公開車は、合わせて40台以上。そのほとんどがワールドプレミアだという。
2012年の同ショーには、世界40社以上がブースを構える。地元、米国からはGM、フォードモーター、クライスラーグループのいわゆる「ビッグ3」はもちろん、テスラモーターズやCODAオートモーティブといったEVベンチャーが参加。
日本からは、トヨタ(レクサスとサイオン含む)、日産(インフィニティ含む)、ホンダ(アキュラ含む)、マツダ、スバルがエントリー。また、欧州勢は、メルセデスベンツ(AMG/マイバッハ/スマート含む)、アウディ、ベントレー、BMW(MINI含む)、フィアット、マセラティ、ポルシェ、フォルクスワーゲン、ボルボが出展する。米国で勢いを増している韓国メーカーでは、ヒュンダイモーターとキアモーターズが、新型車を披露する予定だ。
例年になく多い出展メーカーへの対応として、2012年もプレスデーを1月9日と10日の2日間実施。主要メーカーはプレスデー初日に登場というのが定例だが、2012年は、プレスデー2日目にトヨタ、日産、ホンダがプレスカンファレンスを行う。
これは、各社の高級車ブランド、レクサス、インフィニティ、アキュラが、プレスカンファレンスをプレスデー初日に行うため。出展メーカーも体力を分散させようという戦略だ。
同ショー主催団体のビル・パーキンス会長は、「100種類ものプランを用意し、世界中の出展メーカーとブース割りを決めてきた。2012年は40社以上を迎え、洗練かつ楽しみと驚きのあるショーになるだろう」とコメントしている。