ホンダ シティ 、インド戦略コンパクトが進化

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インド市場へ投入された3代目ホンダ シティの改良モデル
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ホンダのインド現地法人、ホンダシェルカーズインディア・リミテッド(HSCI)は14日、インド市場に改良を施した『シティ』を投入した。

ホンダは1997年、インドで初代シティを発売。2003年には2代目へモデルチェンジした。2代目は、インドのプレミアムコンパクトセグメントで、ベストセラーに君臨。3代目シティは2008年9月、インドで発表。今回デビュー以来、初の改良モデルがリリースされた。

外観は、クロームを強調した新デザインのグリルを採用。前後バンパーやテールランプもデザイン変更を受けた。室内はクオリティを高める改良を実施。足回りは最低地上高を5mm引き上げて165mmとし、現地の道路事情への対応を図った。

エンジンは、1.5リットル直列4気筒ガソリンの新世代「i-VTEC」ユニット。最大出力118psを引き出し、16.8km/リットルという優れた燃費性能をマークする。

HSCIは14日から、改良版シティの受注をスタート。納車は2012年1月に開始される。現地ベース価格は69万9000ルピー(約102万円)からと、従来モデルからの値下げも行われた。

HSCIの稲葉隻マーケティング担当取締役は、「シティはインドで最も成功を収めたモデルのひとつ。この改良モデルが、セグメントで最高の商品力を備えていると確信している」とコメントした。

《森脇稔》

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