7日、伊豆サイクルスポーツセンターにて、11月に発表されたスバル『インプレッサ』のSTIコンプリートカ―である「S206」の試乗会が開催された。
試乗会に先立つ商品説明には、スバルテクニカインターナショナル(STI)から、開発に携わったエンジニアや、この春からモータースポーツプロジェクト室長になった辰巳英治氏が揃い、最高峰モデルに対する意気込みを語った。
取締役・商品企画部の大和正明部長は、「S203から6年間で磨き上げた技術をつぎ込んだS206は、走りの愉しみと持つ悦びをユーザーに提供すること」と、そのコンセプトについて語った。
そのため、エンジン、ボディ、足回りなどのチューニングだけでなく、シートやステアリングホイールの質感、赤いシートベルトなどにもこだわったという。また、専用フロントアンダースポイラーやトランクスポイラーなどの装備は、空力特性の向上と質感を演出し、スポーティな見た目だけでなく機能性も極限まで追求したという。