トヨタ自動車は29日、家庭用電源などから充電できるプラグインハイブリッド車『プリウスPHV』の受注を開始した。発売は、2012年1月30日からを予定している。
プリウスPHVは、電気利用車両の早期本格普及を目指して、圧倒的な燃費・環境性能、量産車にふさわしい高い商品性・使いやすさ、顧客が納得する価格、の3点にこだわって開発。さらに、通信機能を備え、従来のクルマの領域を超えた新たなモビリティ社会を切り拓く可能性を提示する。
高容量・高出力の新型リチウムイオン電池の採用などで、満充電状態で電気自動車として走行するEV走行換算距離は26.4km。EV走行とハイブリッド車として走行する燃費を複合し、算定したプラグインハイブリッド燃料消費率は61.0km/リットルを実現。電力消費率は8.74km/kWhを達成している。
価格は320万円から。