日本自動車工業会が発表した2011年上半期(1〜6月)の日系自動車メーカーの海外生産台数は前年同期比1.2%増の648万6466台と低い伸び率となった。
3月に発生した東日本大震災で部品メーカーが被災して部品の調達に支障が出た影響が海外生産拠点にも及んだ。
地域別ではアジアが同10.9%増の369万8160台と、依然として高い伸び率となった。
北米は、ホンダやトヨタが減産を余儀なくされたため、同18.2%減の113万1077台と大幅に落ち込んだ。
欧州は同1.1%増の69万8595台と微増だった。中南米も同6.7%増の49万9782台と前年を上回った。