ダイムラーは21日、メルセデスベンツの米国アラバマ州タスカルーサ工場において、2015年から新たなモデルの現地生産を開始すると発表した。
タスカルーサ工場では現在、『Mクラス』、『GLクラス』、『Rクラス』の3車種を生産中。2014年からは、北米向けの『Cクラス』の組み立ても始まる。2015年に加わる新型車は、同工場にとって5番目の現地生産車となる。
ダイムラーは新型車の生産に向けた準備として、同工場へ3億5000万ドル(約265億円)を投資。約400名の新規雇用も創出する計画だ。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「我々は2015年までに、10の新型車を発売する。タスカルーサ工場で生産する新型車は、その中でも重要な1台」と述べている。