米国のデロリアンモーターカンパニー(DMC社)は14日、『DMC-12』のEVバージョンを2013年までに市販すると発表した。同社の名を知らしめたのが、1981年にデビューしたDMC-12。1975年、当時GMの副社長だったジョン・デロリアン氏が、理想の車を作る目的で設立したDMC社の市販第1号車だ。ジウジアーロのデザインによるボディは、大胆なガルウイングドアが特徴で、エンジニアリングは英国ロータスカーズが担当。リアに置かれるエンジンは2849ccのV型6気筒ガソリンで、最大出力130psを発生した。発売当時、センセーショナルな話題を巻き起こしたDMC-12。しかし翌1982年、販売が失速し、DMC社は倒産。DMC-12は、8583台で生産を終了した。1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に、DMC-12が起用されたのは、あまりにも有名。2005年3月、ジョン・デロリアン氏は心臓発作により、80歳で死去している。これまでにもDMC-12復活の噂は絶えなかったが、今回、同社はEVとしてのDMC-12復活を宣言。その詳細は明かされていないが、EPICエレクトロニックビークル社と共同開発したEVパワートレインを採用するという。同社は、新生DMC-12の画像を3点公開。新デザインのステアリングホイールや、エンジンの代わりに搭載されるモーターとバッテリーが確認できる。
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