EV向けに高電圧対応の低消費電力・高速フォトカプラ アバゴが発表

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EV向けに高電圧対応の低消費電力・高速フォトカプラ アバゴが発表
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アバゴ・テクノロジーは、電気自動車(EV)向けに高電圧対応の3種類の低消費電力・高速フォトカプラを発表した。

新製品ACPL-K4xTフォトカプラ・シリーズは、最大1140Vピークの動作電圧性能を備え、中電圧の自動車のバッテリーや高電圧のバス・トラックのバッテリー、さらに将来の高電圧システムでのバッテリー管理ソリューションの標準化を可能にする。

EVなどに搭載される充電器は、高速充電のための高電圧大電流の電源を使用するため、最大8kVピーク過渡電圧のアイソレーションが必要となる。新製品フォトカプラは、厳しい使用環境下でもマイナス40~125度の広い動作温度範囲で安全な電気信号アイソレーションを提供する。

ACPL-K4xTは低消費電力のため、バッテリー管理システムが車両バッテリーの電力を消費するのも防ぐ。デバイスは、ゼロ待機電流のため、入力「オフ」の状態は電力を消費量はゼロとなる。また、低速スイッチング動作時は、LEDとディテクタICの電流消費をそれぞれ1.5mA/チャネル程度と非常に小さく抑えることが可能。

新製品は米国車載電子部品評議会で定められた基準AEC-Q100に適合する。

《レスポンス編集部》

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