トヨタ自動車が、次世代環境対応車の切り札に位置づける『プリウスプラグインハイブリッド(PHV)』。同車の米国価格は、普及を狙った現実的設定だ。これは16日、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。プリウスPHVの米国ベース価格は3万2000ドル(約245万円)に定められた。これは、2011年型『プリウス』の現地最上級グレードの2万8790ドル(約220万円)と比較して、3210ドル(約25万円)の差でしかない。プリウスPHVは2009年12月、日本国内で法人向けリース販売を開始。この時点での価格は525万円で、購入補助金を利用しても386万4000円という高価な設定が話題となった。これは通常のプリウスと比較して、モーター単独で走行できる「EVモード」時の航続距離と最高速を引き上げるため、二次電池に大容量のリチウムイオンバッテリーを採用する影響が大きかった。米国トヨタ販売は2012年春、米国西海岸を中心にした13州で、プリウスPHVの販売を開始。2013年には、全米50州へ販売エリアを拡大する計画で、家庭用コンセントからも充電できるPHVの本格普及に乗り出す。
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