トヨタ自動車がフルモデルチェンジして発売した新型『カムリ』。ラゲージスペースは、ハイブリッドバッテリーの配置などを工夫することで、440リットル(VDA法)を確保、ゴルフバック4つを積める容量を実現したという。
ハイブリッド化によるデメリットとして、バッテリーを搭載することにより収納スペースが犠牲になることが挙げられるが、新型カムリでは、後部座席とラゲージスペースの間にコンパクトに収納されている。
トヨタ自動車製品企画本部の真保好春氏は、「今回のカムリでは、バッテリーに付属する余分な部品はトランクスペースから移そうと考えました。新しくインバーターを開発しまして、これまでバッテリーに付いていたDC-DCコンバーターをエンジンルームに移すなど、バッテリーをコンパクトに仕上げています」。
「日本では必ず、“ゴルフバックが4つ入るのか?”という話が出ますが、ちゃんと10インチのゴルフバックが4本入り、それも“キチッ”と直方体のスペースを確保していますので、すごく収納しやすい仕上がりになっていると思います」と語った。