トヨタ自動車は、8月31日にドイツのニュルブルクリンクサーキットで、レクサスの2シータースポーツ『LFA ニュルブルクリンク・パッケージ』の確認走行を実施したと発表した。
LFAニュルブルクリンク・パッケージは標準仕様のLFAから、サーキット走行に軸足を置いた各種仕様に変更したモデルで2012年から生産する予定。
同車開発の舞台となったニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)で実施した確認走行で、テストドライバーの1人であるレーシングドライバー飯田章氏の運転で、ラップタイム7分14秒64を記録した。
確認走行時のタイヤは、標準装着を予定しているブリヂストン製の「POTENZA RE070」を使用した。
CFRP(カーボン繊維強化樹脂)製のフロントスポイラーや固定式リアウイングなどの採用で、空力特性を最適化したほか、サーキット走行に適したサスペンション、専用ホイールを装着し、操縦性・安定性の向上を図った。
エンジンの最高出力は標準車両の560psに対して571psと、11ps出力を向上した。
確認走行の動画も公開している。