冬の石油製品、JXが東北への安定供給を策定

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JX日鉱日石エネルギーは、被災した仙台製油所の生産開始予定が2012年3月末であることを踏まえ、今冬の東北地方への石油製品の供給安定化に向けた対策を実施すると発表した。

震災前の東北地方では、仙台製油所で生産・貯蔵するとともに、グループの他製油所から東北地方各地の油槽所への転送と油槽所で貯蔵し、各製油所・油槽所からサービスステーション(SS)にタンクローリーで配送する、というのがガソリン・灯油の基本的な製品供給体制だった。

東日本大震災で、仙台製油所は生産を停止しており、貯蔵用タンク・出荷設備の被災、SSへの配送用タンクローリー台数が不足している。

このため、グループの他製油所での増産、東北地方へ転送量を増やし、他地域から東北地方へのタンクローリーの移送などによる供給体制の復旧を図る。これらの施策により東北地方への石油製品の安定供給につなげる。

《レスポンス編集部》

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