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『電気自動車の“なぜ”を科学する』
  • 『電気自動車の“なぜ”を科学する』

『電気自動車の“なぜ”を科学する』
著者:御堀直嗣
発行:アーク出版 定価:1890円

充電、感電、音、加速、etc。電気自動車というと必ず出てくる質問がある。質問・不安の裏返しは興味、その奥には「乗ってみたい気持ち」がある。一度乗ったらやみつきになる電気自動車の魅力を紹介、電気自動車を次の車選びの選択肢に加えるための1冊。

「誰もが抱く素朴な質問にスバリ答える」とカバーやとびらで謳ってあるように、Q&A形式でトピックを重ねて構成されている。見出しに「科学」とあるが、内容は幅広く使用実績や実際の使い勝手まで含む。日産『リーフ』についての記述が厚いのは取材協力が日産自動車だから。入門書でありながら充実した解説書だ。

目次より
●序章:そこが知りたい!電気自動車の基本の基本
●1章:そもそも電気自動車はエンジン車とまったく違う"クルマ"なのか?
--- 似ているようで実はかなり違う電気自動車の「構造」を科学する
違いは動力が“電気”か“ガソリン”だけじゃない!?
●2章:電気自動車を走らせるモーターとバッテリーにはどんな仕掛けがある?
--- パワフルでスピーディーな電気自動車の「仕組み」を科学する
電気自動車の心臓部 モーターとバッテリーは英知の結集!
●3章:なんと、リーフに使われる部品は99%リサイクル可能
--- 見た目ではわからない、電気自動車の「材料」を科学する
排ガスもゴミも出さない。内装もガラスもエコにこだわり
●4章:車載バッテリーと張り巡らされた配線コード…感電の心配はないの?
--- 漏電対策などの電気自動車の「安全性」を科学する
やっぱり気になる感電・漏電。ガソリン車よりも安全なの!?
●5章:気象条件や道路状況などによって走りや乗り心地にどんな違いがある?
--- 電気自動車の「操作性と居住性」を科学する
抜群の操作性と居住性。「走る応接間」のような乗り心地
●6章:電気自動車は私たちに、どんなカーライフをもたらすのか?
--- 電気自動車による「未来の生活」を展望する
走るだけではない電気自動車。将来、電気エネルギー網の一翼を担う可能性も
●コラム

《高木啓》

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