分厚い取扱い説明書を、米国で『iPad』化して話題となったヒュンダイ。そのiPadの無償配布サービスが、早くも打ち切られることが判明した。このサービスはヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカが2010年秋、米国で発売した最上級セダン、『エクウス』に導入したもの。オーナーズマニュアルを専用の『iPad』に収録し、顧客に無償配布した。ところが『USA TODAY』が11日、「ヒュンダイがこのサービスを1年で廃止」と報道。「9月から販売が始まるエクウスの2012年モデルには、通常の分厚い取扱い説明書が付属する」と伝えたのだ。同メディアの取材に応じたヒュンダイモーターアメリカのジム・トレイナー広報担当は、「もともと取説内蔵iPadの無償配布は、1年間限定のプロモーション」とコメント。2012年モデルの顧客に対しては、「個人所有のiPadに、電子マニュアルをダウンロードする方法で対応してもらう」と語っている。エクウスは、レクサス『LS』やメルセデスベンツ『Sクラス』をライバルに想定するヒュンダイのフラッグシップサルーン。米国ベース価格は、5万8000ドル(約445万円)というコストパフォーマンスの高さが売りだ。
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