日本自動車工業会が発表した2011年1〜3月期の日系自動車メーカーの海外生産台数は前年同期比14.9%増の371万4601台となった。
東日本大震災の影響で、日系自動車メーカーは海外工場も減産したものの、4月以降だったため、1〜3月期はほとんど影響しなかった。
大洋州を除くほぼ全地域で海外生産台数が増加した。
地域別ではアジアは同25.0%増の208万3691台と大幅に増加した。中国やインド、アセアンで増加した。
中南米は同15.4%増の26万4023台、アフリカが同19.3%増の6万1729台と、新興市場が高い伸び率だった。
伝統的な市場である北米は同0.2%増の89万4737台と微増だった。欧州も同6.4%増の38万5183台と1ケタの伸びだった。