米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は28日、「2011年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」の結果を公表した。調査は今年で16回目。ブランド別の満足度ランキングでは、ポルシェが7年連続で第1位に輝いた。調査は2011年モデルの新車を購入した顧客が対象。新車購入から90日が経過した時点で、顧客に愛車の魅力について質問している。質問項目は、性能、デザイン、装備など10カテゴリーの80項目以上に及ぶ。今年2-5月にアンケート方式で行い、7万3000人以上から回答を得た。調査は1000点満点で、ポイントの多い順にランキング。ブランド別の結果は以下の通り。1. ポルシェ(879点)2. ジャガー(857点)3. BMW(850点)4. ランドローバー(841点)5. アウディ(835点)6. メルセデスベンツ(832点)7. レクサス(827点)8. MINI(824点)9. リンカーン(820点)10. キャデラック(816点)11. アキュラ(808点)12.インフィニティ(806点)13. ボルボ(803点)14. フォルクスワーゲン(798点)15. ヒュンダイ(793点)16. フォード(785点)17. ビュイック(783点)18. サイオン(782点)19. GMC(778点)20. キア(777点)21. クライスラー(775点)22. シボレー(774点)23. ラム(773点)24. マツダ(769点)25. 三菱(767点)26. ダッジ(764点)27. トヨタ(763点)28. ホンダ(762点)28. 日産(762点)30. ジープ(759点)31. スバル(758点)32. スズキ(734点)※業界平均値は781点ポルシェは7年連続の第1位。前回調査よりスコアを2ポイント上積みし、879点を獲得した。2位のジャガーとの差は22ポイントと、その開きは大きい。ジャガーの2位、BMWの3位は前回と同じ。ランドローバーは前回5位から4位へ、アウディは6位から5位へ上昇。メルセデスベンツは4位から6位へ後退している。今回大きな上昇を魅せたのは、ヒュンダイ。同社の『エクウス』が今回の調査対象モデルの中でトップのスコアを獲得。ラージ・プレミアムカテゴリーでBMW『7シリーズ』、アウディ『A8』らを抑えトップになるなど、前回27位から15位へ躍進した。