マツダ ロードスター に“辛い”限定車

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日本にちなんだ名前の限定車を、欧州でリリースしてきたマツダ。今度は、まるでワサビをモチーフにしたかのような限定車が、『MX-5』(日本名:『ロードスター』)に設定された。

これは6月30日、マツダのドイツ法人が発表した1台。『MX-5 Karai』と名付けられたモデルだ。マツダによると、Karaiは日本語の「辛い」に由来し、この限定車では、「シャープ」という意味を持たせているという。

注目は、ボディカラー。メティスグリーンメタリックと呼ばれる専用のライムグリーンで塗装された。あたかも、ワサビにヒントを得たかのようなボディカラーだ。

このグリーンを引き立てるため、電動リトラクタブルルーフ、ドアミラー、フロントグリルなどは、ブラックで塗装。足元は17インチの専用アルミホイールで引き締める。

室内は、黒いレザーとアルカンターラを使ったレカロ製バケットシート、アルミペダルを装備。レザー製ステアリングホイールには、ホワイトのステッチが添えられた。

エンジンは、2.0リットル直列4気筒ガソリンで、最大出力160ps。オプションで、スポーツサスペンションや専用エグゾーストも用意される。

このMX-5 Karai、ドイツで8月に限定165台を発売。現地価格は、3万ユーロ(約350万円)からと公表された。なお、ドイツSinn製の専用クロノグラフウオッチも付属している。

《森脇稔》

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