高度変化によるEV電池容量への影響を計測…ZMPがセンサを開発

エコカー EV
ZMPポジション-Z
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ゼットエムピーは6月29日、電気自動車(EV)・電池関連の計測用センサ『e-nuvo ポジション-Z』を同日から発売開始した。

新しいセンサは、GPSと気圧センサを搭載し、GPSからの緯度経度・高度に加えて、気圧センサにより高度変化を推定する。温度・湿度センサも搭載しているため、冬場や寒冷地の気温の低下による電池容量への影響、EVの航続距離の減少といった計測も可能となる。

1システムに最大28台の新開発センサの接続が可能で多数の場所での同時測定ができる。また、加速度や地磁気を計測する同社の9軸モーションセンサ『e-nuvo IMU-Z』と接続可能で、Bluetooth機能により無線接続もできる。

EVの電池の充放電管理、航続距離の推定、回生エネルギーの研究などに活用できる。

価格は一般が12万8000円(税別)、アカデミック9万8000円(税別)。

《レスポンス編集部》

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