ドイツの大手部品メーカー、ZF社は9日、世界初の乗用車用9速オートマチックトランスミッション(AT)を開発したと発表した。

オートマチックの多段化は、世界の自動車メーカー及び部品メーカーのトレンド。すでにレクサスやBMW、アウディは、8速ATを市販車に搭載している。今回のZFの新ATは、これらを上回る9速だ。

この9速ATは、「9HP」と命名。ZFによると、同社製6速ATと比較して、最大16%の燃費改善効果が見込めるという。

また、この9速ATは、搭載車種を問わないフレキシブル性が特徴。ガソリン、ディーゼル車だけでなく、ハイブリッド車との組み合わせも可能。駆動方式はFFと4WDに対応する。

さらに、エンジンの最大トルクは28.5〜49kgmという幅広い出力特性に対応。同社は自動車メーカーに対して、この9速ATの売り込みを強める方針だ。
《森脇稔》